純真高校広報チームです。
2025年4月より始動する「キャリア探究コース」、さらに、「特進コース」がリニューアルされます。その中でも目玉となるのが「独自」の「探究科目」です。英数国といった通常の授業に加えて、今社会で求められているスキルを習得する授業も受講できるのです。そして、その中でもオススメなのが、学校や企業で大人気となっている哲学対話。自分の発言が否定されない環境で自由に考えや気持ちを伝え合い、その上で、思考力を底上げしていきます。
哲学対話とは
哲学対話
哲学対話とは、みんなでお題に対して「なぜ?」と考えながら話し合う活動のことです。正しい答えを見つけるのではなく、お互いの意見を聞き合い、考えを深めたり、新しい視点を手に入れます。
「嘘をつくのって悪いこと?」「お金があったほうがよいの?」といった問いを、グループで意見や気持ちを交わします。哲学対話では必ずしも結論を出す必要がなく、それぞれの意見を否定することもありません。自由に発信ができる環境だからこそ、自分の意見を言葉にして伝えるスキルが身につきます。「なぜ?」を繰り返すため、社会で求められる思考力が身につきます。
海外では小学生に一般的な使われる教育手法
海外でははやくから思考力を鍛える手法として一般的に活用されています。
本校での哲学対話の実践
2024年度普通コースにある「探究クラス」で先行導入されています。てつがくやの松川えり先生、哲学プラクティショナーの安本志帆先生 をファシリテーターとしてお招きし、年間のカリキュラムとして実施しています。
哲学対話の様子
2025年1月に実施した哲学対話の様子(生徒と教員が対等に対話をしている)
対等な場だからこそ、生徒と教員が同じグループで対話する
2024年度の実施レポート
思考の型から実用的スキルまでが習得できる!!
考えを深堀りできるようになる、プレゼン力がつく、コミュ力が高まる、想いを言葉に変えてそれをうまく伝える、人と協働できるようになる...多くの利点があります。
哲学と聞くと堅いイメージがありますが、全くそんなことはなく、会話を楽しんでいたらあっという間に2時間も3時間が過ぎ去ります。これほど楽しい活動でありながら、高い思考力やコミュ力の養成もできるなんて、素晴らしい教育手法だと思います。
2025年4月〜キャリア探究コース、特進コースで、カリキュラムに標準搭載されます。また、講師となる松川先生、安本先生ともに絶妙な間合い・テンポでワークショップが展開され、一度受講すると人生変わること間違いなしです。是非、福岡では数少ない、哲学対話がカリキュラムに含まれる本校で哲学対話を。
松川えり先生ブログ https://matsukawaeri.hatenablog.com
安本志帆先生ブログ https://note.com/tanman