進路

総合型選抜の戦国時代に対応した純真高校

総合型選抜入試は、学習指導要領の改変とともに、近年急激に増加。特に、2020年から試験方式の採用数が伸びており、今後も伸びることが予想されています。

まさに、総合型選抜の戦国時代に突入しつつあると言えるでしょう。この入試方式では、知識以外の武器の手数が多いほど、勝率があがります。そんな中、全国的に「探究」の先進校として注目を集めている本校。3年間の学びや成果をそのまま総合型選抜の武器として活用することができるカリキュラムを採用しています。

エントリーシート / 自己推薦書ってどんなの？

総合型選抜では、志望理由書に加えて、自己推薦書やエントリーシートが要求されます。そこには、高校時代に具体的に何を取り組んできたのか、そして、それが未来にどうつながるか、を記述します。

自ら課題を発見し、その解決や研究発表において努力した経験や、その上さらに友人らと協力して成果を得た経験について記入してください。（2026年度福岡大・経済学部「自己推薦書」）

どんな質問がされるの？

「チームで協働した経験を教えてください。その際意見が分かれたとき、どう行動しましたか？」（2024年熊本県立大）

こんな人にオススメ!

・自分の強みや将来の目標をしっかり伝えたい人
・学校や地域の活動に積極的に取り組んできた人
・学問や進路への興味・関心を深く探究してきた人

純真なら授業を受けることが総合型選抜対策になる!

純真高校なら、探究教育を3年間行います。様々なプロジェクトの機会提供もしていますので、授業を受けたり、課外活動に参加すること自体が、入試対策になります。特に、共創科、普通科キャリア探究コースでは、3年間の学びやその成果をそのまま入試対策として活用できるように教育カリキュラムをつくっています。また、進学コースや普通コースの生徒にも、課外となりますが、プロジェクトの機会を提供します。3年生になった頃には、アピールできるスキルや経験値が多すぎて、試験に活用する強みを絞ることに苦労するかもしれません。

指定校推薦の特徴は？

・学校が推薦するため、評定平均や学校生活での取り組みが重視されます。
・面接や小論文などで総合的に評価されます。
・合格後は「推薦された責任」として、進学辞退ができません。

純真高校は、県内外あわせて106校の指定校（大学・短期大学・専門学校）と提携しています。この制度を利用すると、安定した進路実現が可能になります。

指定校推薦ってどんな生徒が向いてる？

・高校生活での努力をしっかり積み重ねてきた人
・第一志望の大学が指定校にある人
・学習・生活態度・出席状況が良好な人

公募推薦の特徴は？

・学校長の推薦が必要（本校の推薦基準を満たすこと）
・評定平均・活動実績・面接・小論文などで評価されます。
・一般選抜よりも早い時期に合格が決まることが多いです。

公募推薦ってどんな生徒が向いてる？

・学業・人物ともにバランスよく努力してきた人
・志望理由や将来の目標を明確に語れる人
・探究活動・部活動・資格取得などで自分の強みを持っている人

スケジュール感はどんな感じ？

総合型選抜が9月前後を中心にスタートするので、早期の対策が必要になります。一方で、学校推薦型の公募は出願が遅めになります。指定校推薦は夏頃には校内選考が始まります。

高校3年次の一般的な大学進学スケジュール

月	総合型	指定校推薦[学校推薦型]	公募推薦[学校推薦型]	一般受験	高校3年生
4					志望分野を最終確認・志望理由完成期
5					オープンキャンパス本格始動
6	総合型選抜エントリー開始	指定校推薦校内選考開始
7					志望理由書・面接練習重点期間
8		指定校推薦校決定			オープンキャンパス最盛期
9	総合型選抜出願開始	指定校推薦校内選考			面接練習重点期間
10		指定校推薦校内入試開始			面接練習重点期間
11			公募推薦型選抜出願 / 試験
12	総合型選抜合格発表／総合型選抜募集締切
1				共通テスト（国公立）
2				国公立大学前期試験、私立大学入試
3				国公立大学後期試験／入学手続き

必ず募集要項を確認!

総合型選抜、学校推薦型選抜においても学力テストが課されるケースもあります。また、国公立大学においては、1月実施の大学入学共通テストの受験が必須な大学が多数です。また、私立大学においても、基礎学力試験が盛り込まれている大学も少しずつ増えてきています。

年内入試とも言われ早期に進学先が決まる利点も大きいですが、必ず受験を考えている学校の募集要項を確認しましょう。