荒れた畑に、未来の芽を!― 鎌田 悠世さんが福岡県「未来をつくる高校生チャレンジ」で堂々の採択! ―
快挙!純真生がつかんだ“数少ない切符”
福岡県の次世代リーダー育成プログラム「未来をつくる高校生チャレンジ事業」。
今年度は県内全域から数え切れないほどのアイデアが集まる中、採択枠はわずか6件程度(今年度募集要項より)――その狭き門を、本校2年生 鎌田 悠世さん が突破しました!
受けるサポートは、
- 専門家メンターによる伴走支援
- 最大 50万円 の活動助成
数字だけでもワクワクしますが、それ以上に胸を打つのは 鎌田さんのビジョン です。
プロジェクト名は「Re:Farm」
遊休農地 × 孤立ゼロ ― 畑を“つながりの広場”に
- 課題 ① 荒れたままの“遊休農地”が福岡で増加
- 課題 ② 若者や高齢者の“孤立”が深刻化

使われない畑を見て、『この耕されていない土と、つながりを求める人たちを結べないか?』と思ったんです。
どうやって解決するの?
1.マッチング
〇畑を持て余す高齢者 × 社会参加のチャンスを探す若者
2.フィールド実証
〇小規模区画で試験的に農作業&交流イベント
3.プラットフォーム化
〇成功モデルをアプリ/Webで可視化し、参加者を拡大
「畑」というリアルな場所を、世代を超えて“集う場”に変えていく――それが「Re:Farm」の核心です。
鎌田さんインタビュー
Q 採択を知った瞬間は?

正直、プレゼンはボロボロだと思っていたので“ウソでしょ!?”と(笑)。内容を評価してもらえたと知り、『やるしかない!』とスイッチが入りました。
Q プロジェクトにかける想いは?

これは“社会実験”。成功でも失敗でも、データを拾い次に活かします。畑から始まるコミュニティ再生を、福岡全域に広げたいです!
惜しくも不採択…でも熱量は満点!
「One Health」に挑んだ 高武 愛子さん & 稲増 心花さん
採択には届かなかったものの、環境・動物・人の健康を一つの輪で捉えるOne Health をテーマに奮闘した高武さんと稲増さん。

まず自分が知り、周りに伝える力を育てられた。

ゼロから企画書を書き上げた経験が、次の挑戦への自信に。
挑戦の価値は採択の有無を超えます。二人の学びと成長は、まさにそれを体現しています。
純真高校は“挑戦する背中”を押し続ける
令和4年度に始まった「未来をつくる高校生チャレンジ事業」に、純真高等学校は今年度初めて挑戦しました。
入学わずか2ヶ月で挑戦を決めた1年生の高武さんと稲増さん、そして採択されプロジェクトに挑んでいく2年生の鎌田くん。それぞれの挑戦に全力で向き合う3人の姿に心から感動し、私自身も大きな勇気をもらいました。
インタビューでは、その表情が生き生きと輝き、この挑戦が彼らにとって大きな意味を持っていたことを実感しました。結果にかかわらず、その挑戦は確かな一歩。
これからも純真高等学校は、生徒たちの意欲ある挑戦を応援していきます。

投稿者プロフィール

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