本校の教育改革の取り組みが教育専門誌「キャリアガイダンス」に掲載されました
この度、本校が進めてきました「探究と教育DXを軸とした教育改革」の取り組みが、全国の高校教員や教育関係者に広く読まれている教育専門誌「キャリアガイダンス vol.455」(株式会社リクルート発行)の連載企画「先進校に学ぶキャリア教育の実践」として掲載されました。 本校の教育実践が専門誌で紹介されることは大変光栄なことであり、これまで教職員一同で取り組んでまいりました教育改革への評価をいただいたものと受け止めております。

掲載された記事の内容について
今回の記事では、本校が文部科学省の「DXハイスクール」という先進的な教育プログラムの採択校として取り組んでいる新しい教育の形について、詳しくご紹介いただきました。 大学(久留米工業大学様)と連携したAI学習や、生徒同士の対話を重視した授業、地域に出かけて行う学習活動、実際の社会問題を考えるプログラムなど、生徒たちが「なぜ勉強するのか」を自分で見つけられるような様々な工夫を掲載していただいております。
記事では実際の生徒たちの変化についてもご紹介いただいており、PCを使いこなす力や人前で話す力が身についた生徒、チームワークの大切さを学んだ生徒、様々な角度から物事を考えられるようになった生徒などの成長例を取り上げていただきました。特に「これまでなら学習についていけなかった生徒も、自分らしく成長できるようになっている」という教育効果について印象的に取り上げていただきました。
また、先生方が生徒の小さな疑問も大切にして一緒に考える姿勢や、学校全体で良い取り組みを共有しながら教育を改善していく雰囲気についてもご評価いただきました。
新学科「共創科(認可申請中)」のビジョンもご紹介いただきました
今回の記事では、本校が2026年度に開設予定の新学科「共創科」についてもご紹介いただいております。
共創科では、生徒一人ひとりが自分の頭で考え、自分の言葉で表現して人に伝える力を大切にしており、探究学習とデジタル技術を組み合わせた先進的な教育を実践する予定です。 生徒が主体的に学び、自ら課題を発見して解決策を考える力を育むことで、それぞれの長所や魅力を最大限に発揮できる環境づくりを進めてまいります。
さらに、2027年度には次世代のIT人材を育成するための「情報技術コース(仮称)」の設置も検討しており、時代のニーズに応じた教育内容の充実を図る計画についてもお取り上げいただきました。これらの取り組みにより、多様な生徒たちがそれぞれの個性や興味・関心に応じて学べる、より豊かな教育環境の実現を目指していることをご紹介いただいております。
全国的な注目をいただく背景
本校の取り組みが全国の教育関係者から注目をいただいている理由として、現代社会が直面している少子化や労働力不足といった課題に対し、デジタル技術と探究的思考を組み合わせて対応する力を生徒たちに育成している点があります。また、多様な背景を持つ生徒一人ひとりが自分らしく成長できる包括的な教育環境の実現や、大学との本格的な連携によって高校段階でも大学レベルのAI・データサイエンス教育を提供している実践性なども評価されているものと考えております。
さらに、一部の教員だけではなく、学校全体で取り組みを共有し発展させていく組織としての継続的な改革姿勢についても、他校の参考になる事例として紹介されました。
今後に向けて
今後も本校では、AI技術の教育活用について全学的に取り組むとともに、探究学習の体系化を進め、他校との成果共有や普及活動にも積極的に取り組んでまいります。また、複数の大学や企業との連携プロジェクトの展開や、多角的な視点での探究活動の推進など、教育内容のさらなる充実を図ってまいります。
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