久留米工業大学 教育DXコンソーシアムにて、本校の取組を発表/副校長がコンソーシアム副会長に就任
こんにちは。純真高校 情報科主任の椎葉です。
このたび、2024年5月16日に久留米工業大学で開催された「第1回 久留米工業大学教育DXコンソーシアム」にて、
私が本校を代表してDXハイスクールとしての取組を紹介させていただきました。
本コンソーシアムは、久留米工業大学を中心とした教育連携の枠組みで、地域の高等学校・大学・自治体・企業などが協力し、教育のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進と人材育成を目的としています。

◆ 本校のDXハイスクール実践事例を紹介
当日は、本校の取り組みとして以下の3つの事例を発表しました。
【1】探究×ICT:「Digital Science Place(DSP)」の整備と活用
既存の理科室を改修して整備したDSPは、高性能PCや映像編集機材を備え、探究活動・遠隔授業・プレゼン発表などに活用されるデジタル学習空間です。
この場を活用して、イタリアのスローフード協会とのオンライン発表会では、本校1年生の生徒がプレゼンを行い、海外から高く評価されました。
また、近隣の小中学生を対象としたeスポーツ大会も開催し、生徒が企画から運営まで主体的に取り組みました。
【2】大学・研究機関との連携による探究の高度化
久留米工業大学と協定を結び、AI・データサイエンスをテーマとしたPBL型探究授業を展開。
産業技術総合研究所による講演や実験では、最先端研究に触れる体験の機会も提供されました。

【3】地域・企業・保護者と共創する「純真DX×探究コンソーシアム」
学校の枠を越えて、地域の企業・自治会・保護者とともに新たな探究の土台を築いています。
探究発表会には外部関係者が参加し、生徒へのフィードバックや協働的なプロジェクトも始動しています。

◆コンソーシアム副会長に本校の的野副校長が就任
このたびの会議において、本校の的野副校長が久留米工業大学教育DXコンソーシアムの副会長に選出されました。
今後、本校は連携の実践校として、教育DXの先進事例を共有しながら、地域全体での教育変革に貢献してまいります。
◆ 探究とDXを軸に、生徒の未来を拓く教育へ
今回の発表を通じて、本校が日頃から取り組んでいる教育のあり方を、
多くの教育関係者と共有できたことは非常に大きな励みとなりました。
今後もDXと探究を融合させ、生徒一人ひとりの可能性を引き出す教育を実践してまいります。
▶ 久留米工業大学 公式記事
「現場課題共有型」教育DXネットワーク 久留米工業大学主導「教育DXコンソーシアム」始動