Hi there. 英語科の岡田です。
「探究の純真」「DXの純真」として、探究的な学びとDXを掛け合わせて展開をする授業が増加中です。
今年度より本格的にスタートしたわけですが、英語科では一部の授業で2023年度より先行実施。最新の2024年度第1回英検の合格率、さらには、受験者数より、早速成果が表れているようです。
受験者数が導入前後で2倍へ【学びへの意欲が大幅増】
英語科で探究的な学びを取り入れたのが2023年度より。物事を新しく始めてから大きな成果が出始めるのは、約6ヶ月後以上が定説ですので、同じ時期の実施回での比較をするために、2022年度第1回の英検と2024年度第1回で比較分析をしてみました。
なんと、受験者数が2倍、と大幅に増加しています。
もちろん組織的に受験の促進をし始めたことも1つの要因ですが、それよりも探究的な学びを導入してから「学習への意欲が高まった」という見方もできそうです。
合格率が導入前後で3.7倍へ【探究的な学びで学力も保障】
同時期で比較すると、受験者数だけが伸びているのではないことが分かりました。
なんと、全ての級の合計合格率が3.7倍に達しています。
2022年度第1回英検16% > 2024年度第1回英検60%
探究的な教科学習に対しての一番の不安は「学力がつくのか」「受験に対応できるのか」という点に尽きます。英検という1つの指標でありますが、適切な授業計画と構成を練って行えば、コミュニケーション重視の双方向型授業でもしっかりと成果があがることがわかりました。
引き続き万全のサポートで支援する
英語科では英検合格を後押しをするために、様々なサポートをしています。そこには大幅なスコアアップ!という明確なゴールはあるものの、それだけではなく、対策の学びの中で自己成長していってほしい、という思いもあります。そのため、学習プランの型を提供。途中途中で進捗チェックをPDCAサイクルを回してもらいます。受験者たちがこの学習の中で得た手法を今後の人生でも活かせるようにと工夫を施しています。
サポート1 解説動画【英語学習 x DX】
元大手予備校講師の教員による英検対策解説動画を提供しています。在籍する教員が撮影しているからこそ、純真高校のレベルや要望にあったものでサポートできていると自負しています。個別最適化を実現しています。
サポート2 学習プランの作成【英語学習 x PDCA】
最終的には生徒の皆さんが「自走」、つまり、自律して学習できるように、プランニングシートを先出しします。ここで体験したスケジューリングの手法を自らの学習に活用できるように様々な仕掛けを施しています。
サポート3 面接指導もお任せあれ【親身なサポート】
面接指導も体系的に行なっています。部活生であればオンライン実施もしていますので、「話す」スキルの対策も万全です。
主体的な人材の育成を目指して
ただし、一方的に与えるだけでは「受け身」の姿勢を強化してしまいますので、チェック日を設けてリフレクションを行なってもらい、課題分析、修正案の洗い出し、新たなゴール設定、という基本的なサイクルは生徒の皆さん自身が生み出せるように工夫をしています。
探究的な学びで着実に成長している純真生。
速読力UP、英検での成果と結果が表れてきています。あとは受験に直結する模擬試験でどの程度の成長がみとれるか、ここが高校として大きなポイントです。
そして、2024年度第2回英検の対策を7月31日より開始しました。第1回と同様に、10月までの学習プランニングシートを共有し、時々サポートありの自走学習を2ヶ月間していきます。第1回の結果を超えられるように精一杯支援をしていきたいと思います。