英語科 岡田 直也
- 教科:英語科【CLIL X TBLT型探究授業開発・推進】
- 所属:1年
- 校務:入試広報部長
- 部活:デジタルトランスフォーメーション部顧問
セミナー情報
取材情報
経歴
学生時代
静岡大学・英米言語(英語学専攻)
Anaheim University・TESOL(世界標準の英語教授法)
会社員から教員へ
会社経営者から教員に転身しました。出版社を母体とする企業を裸一貫で起業しました。出版にとどまらず、英語スクール、通訳派遣、講師派遣、中学高校大学での講演会もしていました。
経営者時代にDMM.comさんでの連載コラムはこちら
https://eikaiwa.dmm.com/blog/author/naoya-okada/
教員になった理由
まず、元々教員を目指していたわけではありませんでした。大学では「英語教授法」をマスターしたい!と考えて学校選びをしたものの、あくまで出版に興味があり、英語教育関係の出版をするとなると、教え手のことを体系的に整理しておく必要があると思ったんです。ところがその学生時代に大手予備校の社会人枠の講師として働くことになったのですが、見学をした先輩人気講師(現在ベストセラーを連発している先生方)の授業に衝撃を受けました。とてもわかりやすいのですが、講師も生徒も全てが日本語。英語をコミュニカティブにしていこうという時代と完全逆行していて...。そこから受験英語と実践英語をいかに組み合わせていくか、ということに興味をもち、教えることにのめり込んでいきました。校舎で一人だけ英語で受験英語の指導をする、ということをしていました。ただ、それでも教員になろう、という気持ちはありませんでした。
最終的に教員になろうと決意したのは起業して経営をするようになってからです。ビジネスの第一線でお金や物、人材の動かし方を実体験したときに、今の高校生ってこの変化の激しい社会でやっていけるのだろうか?っと思ったんです。時々高校にお邪魔して授業のオブザーバーをし先生方に授業のアドバイスをする仕事をしていたのですが、その時に20年以上前のやり方がまだ続けられている場面に遭遇することが結構あり、この方法での指導では将来の予測困難な時代に取り残される。自分のリアルなキャリアを高校のキャリア教育で活かせば、多くの学生を活躍できる存在に育てられるかもしれない。そう考えた時に、キャリア教育を重視している純真高校に出会いました。
強み
経営者としての視点
常にお金や物の動きと向き合っていたので、純真高校では本物のキャリア教育ができると思っています。賞与(ボーナス)さえ払えないときもありました。純真高校を選んだ理由の一つはCATというキャリア教育プログラムがあったことでした。学生起業を実現させるとしたら、こういったプログラムがあるところが最短ルートだと思ったんです。入職する前は、全てのプログラムを自分がする!くらいの気持ちでいたくらいです。
大学受験・資格試験には強い
大手大学受験予備校の河合塾等で講師をしていました。予備校では国公立医学部コースの最上位クラスを受け持っており、担当クラスで国公立医学合格者は毎年100名は必ず出せる、という状態でした。映像授業も週1ペースで撮影をしていたほどです。もし純真高校に東大志望の学生がいても、英語については合格までの学習デザインを自信をもって作成することができます。
全国模試の作成チームのメンバーでもあったため、問題を作るということにも長けていると感じています。
出版も単著と共著・執筆協力で多数あります。
「TOEIC満点講師が教える科学に基づいた英単語の勉強法」(NY出版) 「英語のプロ300人に聞いた 日本人のための 絶妙な言い回しフレーズブック」(DMM英会話) 等
資格
IIBC AWARD OF EXCELLENCE 2023受賞。TOEIC(LR)990点。TOEIC(SW) 最新のスコア:S 190 W 190 。英検1級(2023年第2回取得で合計数十回以上)。iELTS7.0(勉強中です!)
2024年度目標
CELTAを取得します。
趣味
海外ドラマ。芸術鑑賞・芸術に勤しむこと(カメラや絵画)。韓国語学習。陸上。
誰もが楽しめる授業を
思考力を問うCLIL型授業、TBLT型授業を中心に展開しています。一見小難しい印象があり避けられがちなこういった探究型の英語授業をどのレベルの生徒でも腹落ちし、英語の授業を通じて社会で生き抜いていけるためのスキルやマインドセットを育てることを目標としています。
また、英語や勉強を苦手とする生徒でも成績を上げることのできるゲームやアクティビティの開発・推進をしています。
目指す教員像
教員としてのミッション
生徒自身が自分でアクションを起こせる。
これを後押しする。これが私の理想です。
大人でもするしないの選択は迷いに満ちています。するを選ぶには大きな勇気がいります。これって学生ならもっと大きな出来事だと思います。勇気がでないなら、チャレンジする気持ちを引き出すサポートをする。それが教員の仕事だと思っています。
そのためには大人がモデルになる必要があると考えているので、まず自分自身がアクションを起こすように心がけています。
英語教員としてのミッション
教科担当としては、探究とDXを最大限活用した授業開発をしているところです。特に、CLIL(またはTBLT)の視点で生徒の思考力・主体性をいかに育てるかに焦点をあてています。それでいて、大学受験もしっかり保証する。幸運なことにちょうど純真高校では探究と教育DXに学校を移行させよう!という時期ですので、地域の拠点校になるように尽力していきたいと思っています。