4月19日に探究クラスの生徒にとって初めての「総合的な探究」の時間がやってきました。
いよいよ、クラス名にもなっている「探究」の活動が始動します。
第1回目は来週の「交通安全教室」に向けて、事前に問いを立てながらフィールドワークを行いました。
「問いを立てる」といってもまだ入学して間もない新入生のために、担任の太田先生より問いを立てるサポートを受けながら一緒に探究の活動を開始しました。
通学中など身近で感じる「ちょっと危険なこと」や「交通ルール」についてグループでディスカッションをしながら、問いを深めていきます。
生徒たちからは、学校周辺で共通して感じることのほか、住んでいる地域や、通学路によって異なる意見などが出され、その後のフィールドワークでどんな視点をもって調査を行うのかについて話し合いが行われました。
事前のディスカッションも終わり、いよいよフィールドワーク開始です。(福岡市南区)
3つのグループにそれぞれ担当教員が引率して、実際に最寄り駅まで歩いたり、地域の交番でインタビューを行ったりと調査を行いました。
教室で立てた仮説を実際の場所で検証するなかで、事前に想像していた通りだったことだけでなく、実際に行ってみてはじめて気づいたこともたくさん見つけることができました。
交番でのインタビュー調査では道中で発見した新たな問いを聞いている様子が見られました。生徒たちからの質問の数々に対して、警察官の方が多くの話をしてくれました。
自転車の盗難件数や、最近多くなっている交通違反など普段あまり知ることができない話を伺いました。
さらには、防犯グッズなどたくさんのお土産を頂戴しました。
本当にありがとうございました!
教室に戻った後は調査結果をまとめ、「交通ルールの意義」についてグループで考え、最後はそれぞれ結論について発表し合いました。
はじめての「探究」を終えた生徒たちはちょっぴり疲れた様子でしたが、すがすがしい笑顔に溢れていました。
広報部 小澤