音読で社会貢献 -RepeaTalk「360米粒アクション」に参加-

Hi there. 英語科です。

現在1年生の特進・進学コースでは、音読アプリRepeaTalkを導入しています。

このコースでは英語の授業にCLIL、TBLTと呼ばれる「探究+課題解決型」授業を基本にして展開しており、生徒の皆さんに課す課題は可能な限り「リアリティー」があるもの(英語では Authenticityと言います)を設定し、動画、画像、映像、グラフ、データを多用しています。当事者意識が増すため、学習意欲、学習効果が高まりやすいことがわかっています。そんなクラスで、学習をリアルに変える「360米粒アクション」に参加中です。

360米粒アクションとは

米粒アクション

音読アプリRepeaTalkによる発展途上国支援プロジェクトの一貫で、音読を頑張れば頑張るほど、発展途上国の食料支援になるというものです。

360分の音読学習をすれば、お茶碗1杯分のご飯を支援することができるんです。

リーフレット

参加するかどうかの意思決定をクラスに任せる

リテリング型音読テストの様子

当事者意識と責任感を持ってもらうために、10月中旬に、2クラスで学級委員にしきってもらい、参加するかどうかを生徒自身でディスカッションして決定してもらいました。どちらのクラスも社会貢献をする!という結論に達し、さすが純真高校の生徒だと思いました。

支援先の1つルワンダの様子です。

ちょうど英語コミュニケーションの教科書の舞台がルワンダの社会情勢、教育事情。教科書の学びや教科書内容の音読による学習が自分以外の貢献につながっていることがリアルに感じられます。

DXで頑張りを見える化

社会貢献をする!と決めたからには、最後まで責任を持って努力を続けてもらいたい。ということで、各生徒の進捗を週1回名前を伏せた状態でランキングとして共有しています。「お茶碗一杯分まであと何分だな」「社会貢献全くできません」色々な声が聞こえてきました。

頑張りを可視化することで学習意欲の醸成を狙っています。

責任を果たせるか

生徒が主体となって決めたアクション。最後まで継続することができるか。

今後の頑張りに期待しているところです。

また、今年度のRepeaTalkでの音読学習が、CLIL型授業・ラウンド制授業でどのように効果発揮がされるかの検証をし、アプリの運営企業コトバンク株式会社様国際教育ナビ )にデータや成果を提供予定です。


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