Hi there. 純真高校広報チームです。
修学旅行後半戦です。1日目から2日目は知識のインプットを中心とした研修でしたが、3日目からは実際に体験する、さらには探究をする、といったアウトプットを重視した活動になります。
前半戦1日目から2日目の様子はこちらをご覧ください:
さて、3日目の大きなテーマは。
「伊江島民泊 -おじいとおばあと現地の暮らしを体験する-」
です。
生徒ごとに暮らす民家さんが割り振られ、そこで寝食をともにしたり、伊江島の名所に赴いたりと、完全体験型の1日なんです。
伊江島とは
1 国頭郡伊江村
2日目最後から3日目は伊江島での民泊です。美ら海水族館側からも海の遠くにそびえた立つ山が目印のこの島が見えました。
伊江島は国頭郡伊江村にある島で野球のキャンプ地でも有名です。最も有名な那覇が南部地域にあたり、中部地域にある本部町からフェリーに乗って移動します。
2 美しい海と自然
福岡も海や山のバランスが良いと言われますが、やはり伊江島は別格でした。
●美しいビーチ
●自然1:山
自然2:海と地形
自然3:タバコ畑
民家さんとともに島を楽しむ
伊江島の民家の方々と様々な場所をめぐったり体験をしたりと充実した民泊ライフを堪能しました。福岡では見ることのできないたくさんのスポットを訪れました。
今年度新たなアクティビティ「パーリ競争」
今回は新たなアクティビティとして「パーリ競争」というものを導入しました。簡単に言うと、手漕ぎ船でタイムを競うアクティビティです。手漕ぎですから、正式には「パーリ競漕」という漢字が与えられます。歴史は古く、600年前に中国より伝来し、沖縄では「ハーリー」と呼ばれていますが、伊江島で「パーリ」の名前で親しまれています。海の安全や豊漁を願う旧暦の5月4日の「ユッカヌヒー」という日にあわせて、海神祭がお壊れるのですが、その際のイベントです。民家ごとでチームに分かれての対戦のため、民家VS民家。この活動を通してさらに民家の方との絆が深まりました。
教員も伊江島を散策し問いを立てる
純真高校では教員も探究活動をします。生徒だけではなく教員も頑張る学校です。ですから、島の様々な名所をめぐって問いを立てました。
「なぜこの海岸は侵食しているのか」
「タバコの葉がここで栽培されている理由は」
「タバコは悪いものと言われるが、この島では経済の活性化に役立っているから実は素晴らしいものじゃないんか」
各教科の教員がお互いに疑問点を投げかけ、ああじゃないか、こうじゃないか、と議論を楽しみました。とは言え、純粋に島でのアクティビティを楽しませいただきました。
別れの時
楽しいひと時もあっという間。4日目の朝には探究活動となるタクシー研修を本島でするため、伊江島をあとにしました。
民家の方に習った三線の披露、オリジナルの歌のプレゼント。別れ際には多くの生徒が涙し、本当の家族のように抱きしめ合って、また戻ってくることを約束していました。
さて、残りの修学旅行の様子は【後半Part 2】でお届けします