Hi there. 純真高校広報チームです。
修学旅行後半戦最後です。修学旅行3日目では体験型の研修を行いましたが、4日目は探究型研修です。そしてフィナーレ5日目は那覇国際通りで散策です。
【後半戦Part 1】はこちらをご覧ください
探究型タクシー研修
●事前にルート決め
(古宇利島のハートロック)
純真高校では修学旅行の前に、タクシー研修(=タクシーを使って様々な観光名所を訪れる)のためのルート決めを行っていました。
例えば、「首里城 > 古宇利島 > アメリカンビレッジ」といった感じです。
●決めたルートに「問いを立てる」
ただそれで終わっては、単なる観光旅行となってしまいます。探究を推進している純真高校では、その旅行に「思考」の要素をいれます。
例えば、アメリカ色豊かなアメリカンビレッジは北谷町(「ちゃたんちょう」)に位置していますが、なぜ数ある沖縄の人気スポットの中でこの場所が選ばれたのか?
こういった「問い」を事前に立て、仮の答えを自分なりに予想しておきます。「アメリカ軍基地があるからかもしれない」というように。そして、実際に現地を訪れ答え合わせ、あるいは、ヒントを見つけ自分なりの答えを見出す。これが探究型タクシー研修です。
この作業をしてもらうことで社会で活躍するための思考力が育てられると信じています。
●ゴールはアメリカンビレッジ
今回宿泊したホテル The Beach Tower Okinawa さんはアメリカンビレッジの場所にありますので、多くの生徒が最後に異国情緒漂う街並みを堪能していました。海外経験が豊富な教員たちも沖縄にいながら外国にいるような感覚におちいりとても高い満足度でした。
-アメリカンビレッジ PHOTO GALLERY-
最後の1枚は滞在したホテル The Beach Tower Okinawa ですが、異国情緒が漂っています。
●修学旅行終了後に予想した答えが合っていたのか検証する
改めて修学旅行終了後に今回立てた問いに対する自分なりの答えを検証する授業が設けられます。
何事もリフレクション、つまり、振り返ることで思考力が高まり、経験値が高まっていきますので、しっかりと学びを自分のものにしていけるよう支援していきます。
5日目最終日は国際通りで散策
最終日は、純粋な観光。昨日まで様々な学習をしてきましたので、ただ楽しんでもらうために、国際通りを散策する時間が設けられました。コロナ前の活気のある通りはかなり雰囲気が変わってしまいましたが、それぞれ家族や友人のことを想いながら、たくさんのお土産を購入していました。このお土産たちとともに、自分が学んだことも家族のもとへ持ち帰ってほしいです
Spare the rod and spoil the child.
「かわいい子には旅をさせよ(Spare the rod and spoil the child. / 直訳罰を惜しむと子どもはだめになる)」という言葉がありますが、まさにこれです。
教員目線ですが、5日間を通じて、多くの生徒が急成長しました。最初は写真撮影もお願いできず暗い表情をしていた生徒が自分から明るく撮ってほしいと言ってきたり、修学旅行に行きたくない!と言っていた生徒が「きてよかった」「人生が変わった」と伝えてくれ、旅をすることの意義を改めて感じました。私たち教員自身もたくさんのことを学び成長をさせてもらいました。
現地で出会った様々な人への感謝とともに、この経験を福岡での学校生活に大いに活用していってほしいと教員一同願っています。
また、今回の旅行の企画から運営まで携わってくださった近畿日本ツーリストのスタッフの皆様にも感謝申し上げます。教員に対しても溢れんばかりのホスピタリティを与えてくださり、我々が高い満足度を感じられているのはスタッフ3名の皆様のおかげだと確信しています。