英語科

特進コース1年生が第11回大野城市英語・日本語スピーチコンテストに出場

Hi there. 英語科です。

11月3日に福岡市のお隣、大野城市が主催する「大野城市英語・日本語スピーチコンテスト」に純真高校より特進コース1年生が1名参加しました。

大野城市英語・日本語スピーチコンテストとは

今年度のテーマ「私が思う国際交流・国際理解」

「国際感覚豊かな人材育成、多文化共生意識の向上」を目指し開催され、今年で11回目。今年度は「私が思う国際交流・国際理解」をテーマに、スピーチ内容を自由に構成することができました。極端な例で言えば、「ゲーム」が国際交流・理解につながると思えば、その内容で構成しちゃってよいのです。

参加者

英語スピーチでは小学生、中学生、高校生・大学生の部があり、大野城市または近隣の市に住む学生に参加資格があります。日本語部門では市内または近郊に住む外国人によるスピーチでした。

ゴールまでの道のり

8月:参加者を校内募集・原稿の完成

8月に校内で参加を募集し、参加表明をしてくれた生徒が2名。原稿は本番当日の2か月前に提出する必要があり、短い期間で仕上げることが求められました。期限に間に合ったのが今回登壇した特進コース1年生でした。

登壇者の原稿

9月:ミッションの設定と練習開始

参加生徒は夏にも福岡県主催のスピーチコンテストに登壇しており、短期間で2回目のコンテストになります。

前回は「非言語」に大きな課題があったため、本人と話し合い、非言語コミュニケーション(採点基準でいうと Deliveryの部分)で突き出よう、というミッションを設定しました。目線、手の動き、体の動き、声のピッチ、スピード、感情と内容と連動。これがDelivery(伝え方)です。

約2ヶ月の練習を開始しました。

実際の2ヶ月の練習プラン表

9月〜前日

1 on 1の指導に加えて、他教員に観覧していただいた模擬コンテストも校内で開催しました。

校内での模擬コンテストの様子
本番前日の1 on 1 指導の様子

11月3日本番

大野城市にある大野城まどかぴあ2階小ホールで行われました。

「まどかフェスティバル2024」というイベントが終日開催されており、会場は大賑わい。一つのプログラムとしてスピーチコンテストが行われました。

市主催のイベントの一つとしてスピーチコンテストありました
大野城まどかぴあ
舞台となった小ホール
当日のスピーチの様子:特進コース1年生 鎌田さん

本番までのプロセスが大切

前回のスピーチコンテストからもあわせるとおよそ4ヶ月にわたって、スピーチの指導をさせてもらいました。そのため、本番でのスピーチを見ながら自分のことのように大きな感情移入をしドキドキしました。

まず、出場をする意思表明をできたことじたいに大きな勇気がいるもの。そのアクションを起こせたことが彼にとっての貴重な財産、成長の原動力になると思っています。

また、本番までにたくさんの試行錯誤をする姿(苦しい部分も含めて)をみていて、これが「成長」するということだ、と痛感しました。

本人自身の自己評価は、教員側の期待に応えられなかった、という感想が含まれていましたが、これまでの姿や、今回掲げたミッションは達成できていることを踏まえて、参加が彼にとって、とてつもない成長につながったと確信しました。

純真高校ではコンテストへのチャレンジを後押しします

スピーチコンテスト、エッセイコンテスト、プログラミングコンテスト、動画コンテスト等、純真高校では生徒のコンテスト出場を後押しし、最大限の支援をしています。マンモス校とは異なり、私たちの学校は生徒一人ひとりに目が行き届く人数です。だからこそ、コンテストに出場したい!という生徒がいたら、懇切丁寧に伴走することができる学校です。

英語科岡田
英語科岡田

狭い学校からこういった外に出る経験は視野を大きく広げてくれるものです。出るからには入賞を本気で狙ってサポートをしますが、望んでいた賞をもらえなくても、明らかに成長します。コンテスト出場は大学受験では総合型選抜にも大活用できる、という旨味もあり、さらに、一生モノのスキルも身につく。これからも多くの生徒の伴走役をつとめたいと思います。

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岡田 直也

元経営者の英語科教員。入試広報部長。IIBC AWARD OF EXCELLENCE 2023受賞。TOEIC(LR)990点。英検1級。Anaheim University (TESOLコース)。出版:「TOEIC満点講師が教える科学に基づいた英単語の勉強法」(NY出版)「英語のプロ300人に聞いた 日本人のための 絶妙な言い回しフレーズブック」(DMM英会話)他

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