【DX部】SPLYZA MOTIONでモーション解析 -歩行をデータ分析-

純真高校DX部(デジタルトランスフォーメーション部)です。

DX部では、教員がこれまで行ってきた学校の広報活動のうち、映像編集をしたり、ウェブサイトのデザイン構成に加えて、データサイエンスも取り扱っています。11月より、モーション解析プロジェクトを始動しました。今回は「歩行」の分析です。

モーション解析とは

モーション解析

物体や人体の動きを記録・解析する技術やプロセスを指します。この技術は、スポーツ科学や医学、映画制作、ゲーム開発、ロボット工学、交通分析など、さまざまな分野で活用されています。

スポーツ分野では、アスリートのフォームの解析、例えば、野球のバッティングの動き陸上選手の走り方。生活面では、高齢者の歩行サポート歩行の矯正に活用されています。

SPYLYZA MOTION

DX部ではSPLYZA様のSPLYZA MOTIONを活用させていただいています。

歩行矯正の分析に挑戦

最終的には、運動部と協働し、アスリート生徒たちのフォーム解析に活用していく予定ですが、まずは、初期段階として、もっと一般的な「歩行」に焦点を当てて分析をしました。

STEP 1 撮影(生徒)

撮影(教員も)

STEP 2 アプリ分析(自動)

STEP 3 データ比較(手動で分析)

分析から見えたもの:猫背矯正に活用可能

当初、生徒や教員の歩行の比較をしてフォームがどう違っているかを分析しフォーム矯正に向かっていましたが、比較する過程で「猫背」への注目をすることができることが分かりました。

グラフ化されたデータを見ると、「猫背」の歩き方をしている生徒では、特徴的な線形が現れることがわかりました。このデータを、正しい姿勢で歩く人と重ね合わせることでどこを修正したらよいのかが把握できます。顧問は全く関与せずとも、生徒たちが自分で実際にデータを扱ってみての大発見でした。

DX部

DX部では、YouTuberのような撮影から映像編集、そして、このようなDS(データサイエンス)も取り入れた部活です。引き続き、解析をし、今後は運動部にも展開予定です。


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