こんにちは、純真高校広報チームの太田です!
探究クラスでは4/26(金)に松川えり先生を福岡にお招きし、「哲学対話」を総合的な探究の時間に行いました。
「相手の考えを理解する」ということ
「哲学」と聞くと、「なんだかすごく難しいことなのかな?」と感じるかと思いますが、今回は『相手の考えを理解するってどういうこと?』というテーマで活動に取り組みました!
始める前は探究クラスの皆さんの中でも「できるかな?」という顔がチラホラ・・・
哲学者の道具箱
相手を知るためには「質問すること」がカギ!
その中でも「考え(思考)を理解するための質問」に焦点を当て、「最近イラっとしたこと」を題材にワークを行いました。
そしてそこで松川氏が提示したのが『哲学者の道具箱』。
『W・R・A・I・T・E・C』の7つの道具を駆使し、相手への理解を深める。今回はその中でも『A(Assumption:そもそも?)』にいかにたどり着くか、を目指して大人も参加してグループワークを行いました!
相手を知ることで自分への理解も深まる
相手の日常の中の些細な「イラっ!」に焦点を当てることで、「自分ならどうか?」や「こういうシチュエーションならどうか?」など相手の考えを深堀りし、自身の内面にも触れていく。
今回のワークを通じて、『他者理解と自己理解が同時に高まっていく体験』の第一歩を踏むことができたと思います。
受講後・・・
前までは「答える難しさ」があったけど、今日は初めて「聞く難しさ」を感じました。(O・Kさん)
今までイラっとすることを共有することはあったけど、その根本となる部分を考えることはなかったので、すごく質問の仕方などに迷いました。(K・Sさん)
新しい自分になった気がします。相手の心に寄り添って考える力がつきました!(I・Nさん)