Hi there. 英語科岡田です。
先週より、2024年6月1日実施の英検に向けて、純真オリジナルの英検対策プログラムが始動しました。本番まで約1ヶ月。学習は継続が命ですが、1ヶ月間エネルギーを持続させるのは大人でも難しいものです。そこで、英語科では進捗状況チェック日を3回設定。本日5月10日は第1回目のチェック日でした。全受験生を1つの教室に集結させ、教員 x 生徒 の進捗確認。
英検対策のオリジナルプログラムとは
2023年度第3回実施の英検から、英語科で企画しているプロジェクトの1つです。
第1回チェック日
リフレクション
効率的かつ効果的な学習にはリフレクションが不可欠です。そこでこの1週間の課題・良かった点の洗い出し、それを踏まえた次回までの目標の設定を個人で書き出し。ここで終わってもよいのですが、当事者意識をもってもらい、腑に落とすために、さらに少し負荷をかけて、授業担当の先生に言葉で説明する。
そのために純真高校の英語科教員全員が同じ教室に集結。リフレクションが終わったらタブレットで提出し、さらに担当の先生方待つブースで自分の言葉で説明。
言葉で説明をするのは難しいですが、このハードルにチャレンジするのが成長の鍵だと信じています。
作文の添削サポートも -デジタル x 協働学習 -
作文の添削サポートもしっかり行なっています。課題も提示、デジタルで添削。そして、期限も明示し、できていないなら、その場で一緒に付き合う。その場でできないなら期限の設定も宣言してもらう。
会場となる教室では、その場で出すことを宣言した生徒たちがグループになって教えあいをしながらライティングをしていました。本来、こちらの意図としては、自分の力で本番を想定して、というものだったのですが、今回のチェック日に受験者を集結させたのは、仲間がいること、協働して学習することが継続やモチベーションアップにつながっていくからだ、と考えていたので、教員同士「ほほえましいですね」「頑張っている姿に元気もらえますね」とポジティブな気持ちにしてもらい、逆に感謝の気持ちが芽生えました。
教員も英検受験し最新情報を提示
2024年6月1日実施される、2024年度第1回英検より過去最大の問題リニューアルされます。プレスリリースされている問題と市販の予想問題しか参考になるものがない、という状況。これでは事前の対策を十分にできない、と英語科では考えました。そこで、1ヶ月先行してリニューアル問題が出題されるS-CBT(パソコン受験)の5月実施回の申込みを教員自身がいち早く行い、そこで最新の形式を体感し、対策として還元する、ことにしました。
明日5月10日、なんと、私岡田も2つの級をS-CBTで受験します。そして、岡田担当は2級と準2級。調査目的で受験するのはもう数十年ぶりの級です。そこで得た情報に基づいて、リニューアル問題に対しての純真生向けのオリジナル解説動画を作成予定です。
少しハードルの高いことに教員側も挑戦する。そんなことにもこだわっていき、結果的に生徒の皆さんの良い結果に結びつけていければと思っています。