純真高校広報チーム、英語科の岡田です。
本日より夏期講習がスタートしました。特進コース、進学コースは年間のカリキュラムにおいて通常授業と接続した特別講座となっているため、必須のイベントとなっており、加えて、それ以外のコースの生徒で学び意欲のある生徒の皆さんが受講できるようになっています。
夏期講座 = 個別最適化
1学期の間での授業を通じて、私たち教員は生徒たちが何が苦手なのか、をある程度理解することができました。とはいえ、通常授業では検定教科書において必要最低限の事項を扱っていってもどうしても生徒たちの苦手と向き合うことができません。
そこで、純真高校では、教員たちが検定教科書の枠に縛られず、生徒たちの学びに応じた授業を実施できるように、夏期講座を設定しています。
さらに、大学受験にも完全対応。今年度は新たな試みとして、1年生の1学期では論理・表現の授業を「リメディアル」と題し、中学校英語の総復習としました。そうなると、九州大学に行きたい、京都大学の英語もやってほしい、という要望に十分に応えることができません。そこで、夏期講座でアドバンストレベルの講座を用意。逆に、授業についていけないという生徒には、基礎力養成が可能な講座を用意しています。
夏期講座の授業の様子
本日1年生特進・進学コースの英語では「英単語の覚え方」を体系的に扱いました。フックとエモーションをどう活用すれば記憶に残るのかについて、教えあいも含めながら展開しました。そして、4月からで初めて日本語のみで授業展開しました。やってみた感触としては反応が良い、ということ。つまり、普段のほぼ英語で展開される授業で、生徒たちはまだ理解が追いついていないのでは?!と反省を見出しました。教員側も学びが多い夏期講座です。各クラスを撮影して回りましたが、どの先生方もワクワク感を引き出そうと工夫してレッスンを展開されているのが印象的でした。
教員の新たな試み:夏期講座のパンフレット化
英語科の取り組み
今年度より、生徒の学び意欲をかきたて、生徒の学びたい!というワクワク感を出すために、夏期講座を予備校や塾のようにパンフレット化しました。
このパンフレット化に伴う利点は、生徒にとっての学びの地図になるだけではなく、教員がその講座で何を育てたいのかゴールを明確にすること、さらに、そのゴールを達成するために講立てを逆算することで、効果的な講座を設定することができます。
目指すは8月下旬の全統模試!
3年生は目指す先は大学受験となりますが、1年生と2年生とにとっては、ちょうど1ヶ月後に全統模試という目指すべき短期的ゴールがはっきりしています。そこに向けて導いていくのが教員の役割。
シラバスや教員側が求めるミッションを踏まえて、自分はどんなゴール設定をするか、も考えてもらいました。わずか9日間しかないですが、この機会を最大限利用して、成長をしてほしいと思います。