第2回 Re:Farm交流イベント「園芸体験」開催!~鎌田さんの挑戦「未来をつくる高校生チャレンジ2025」~
福岡県主催「未来をつくる高校生チャレンジ2025」に挑戦している本校2年生の鎌田悠世(かまだ・はるせ)さん。
1月18日(日)に2回目の交流イベントを実施しました!
1回目の交流イベントはこちら
→第1回 Re:Farm交流イベント開催!~鎌田さんの挑戦「未来をつくる高校生チャレンジ2025」~
これまでの道のり
→鎌田悠世さんが「未来をつくる高校生チャレンジ2025」中間報告会に登壇
「Re:Farm(リ・ファーム)」とは?
鎌田さんの挑戦「Re:Farm(リ・ファーム)」とは、
・福岡市内で増加する遊休農地
・社会との接点を失いがちな若年層や高齢者
という2つの孤立した課題をつなぎ合わせ、畑を、人が安心して集い、世代の違う人たちが自然に関わり合える場として活用する取り組みです。
無理に会話をしたり、何かに参加することを求められるのではなく、ただ同じ場所にいるだけでも、人との距離が少しずつ縮まっていく。
Re:Farmは、そんな時間と空間を通して、“孤”がやわらかくほどけていく居場所づくりを目指しています。
2回目の交流イベントは「園芸体験&レクリエーション」!
2回目の交流イベントでは、当初、大根やネギなどの野菜の収穫体験を予定していましたが、野菜の生育がまだ十分ではなかったため、内容を変更し、保護者とお子様が一緒に参加できる体験型イベント「園芸体験&レクリエーション」を実施しました。
また今回は、鎌田さんの取り組みに共感した企業の方々にも協力いただき、活動を行うことができました。

当日のプログラム
① 園芸体験(メイン活動)
・プランターを使った種まき・苗植え
・少人数グループで実施
・作業への参加は自由(見学のみも可)
② レクリエーション
・簡単なゲーム形式のレクリエーション
・「やってみたい人が、自然に参加できる」内容
・無理な声かけや強制のない、ゆったりとした活動を中心に実施
今回のイベントでは、「参加しなければならない」場ではなく、「そこにいていい」と感じられる場づくりを大切にしました。
園芸体験を通して生まれた交流
1月18日(日)、第2回交流イベントは、複合公共施設「なみきスクエア」の多目的スペースをお借りして実施されました。
会場には、未就学児から中学生までの子どもたちと、その保護者の方々が数十人集まりました。
当日は、まずレクリエーションを行い、その後、1グループ4~5人に分かれて、プランターへの種まきを行いました。


子どもたちは、鎌田さんの説明を真剣に聞きながら、種まきに取り組んでいました。



「種まきの経験はある?」
「小学校でやったことがある!」
「普段、ガーデニングはしていますか?」
「はい、家の庭で少しだけ。」
種まきを進める中で、子ども同士だけでなく、大人同士、そして子どもと大人の間にも、自然と多くの会話が生まれていきました。
一歩後ろに立っている子どもに、
「ここに種をまくんだよ。はい、どうぞ。」
と声をかける姿や、スコップを譲り合う場面も見られ、各グループが種まきを通して、ゆっくりと一つの輪になっていく様子が印象的でした。
すべての作業が終わった後は、「この種からどんな花が咲くのだろう」と話しながら、会場は笑顔であふれていました。
その様子を見て、鎌田さんもほっとした表情で、嬉しそうに笑っていました。
今回の交流イベントを終えて
鎌田さんに、今回の交流イベントについてインタビューをしました。
聞き手: 倉橋(夢リンク)
語り手: 鎌田悠世さん

企画するうえで、大変だったことや課題はありましたか?

準備の面では、当日になって種が足りないことに気づき、急いで買い出しに行く場面もありました。
また、作業中には、なかなか輪に入れずにいる男の子の姿があり、「今、うまく参加できているだろうか」「一人になってしまっていないだろうか」と、常に様子を気にかけていました。
さらに、プランターに土を入れる場面では順番待ちができてしまい、場の空気が一瞬静かになることもありました。その沈黙をどうつなぐか、声をかけるタイミングをどうするかは、イベント中ずっと考えていました。
「もう一人運営を手伝ってくれる人がいれば、もっとスムーズにできたかもしれない」と、次回に向けた課題も感じています。

やってよかったと感じた場面はありましたか?

作業の中で、参加者同士が自然に譲り合ったり、保護者の方がさりげなく手を貸してくれたりする場面が印象に残っています。
特に、保護者の方が周りの様子を気にかけながら関わってくださったことは、運営する側として本当に助けられました。
また、途中から親子を固定せず、異なる年代が混ざるグループに変更したことで、親子だけでは生まれなかった交流が生まれたと感じています。自然に会話が広がっていく様子を見て、この形にしてよかったと思いました。

他に、今回のイベントで気になったことはありますか?

今回は、保護者の方からいろいろな話を聞けたことがとても印象に残っています。
子どもへの関わり方や考え方は家庭ごとに違っていて、「こうしなければならない」という正解はないのだと改めて感じました。
アンケートや会話の中で、子どもが学校に行きづらくなったときの対応について話してくださる方もいて、無理に正そうとせず、その子の気持ちを大切にする姿勢に学ぶことが多かったです。

今回の経験を踏まえて、次回に向けた意気込みを教えてください。

今回のイベントを通して、「無理に参加しなくてもいい」「無理に話さなくてもいい」空気をつくることの大切さを改めて感じました。
誰かに役割を与えたり、何かを達成させたりするのではなく、同じ場にいるだけで安心できる時間を、これからも大事にしていきたいです。
次回は、運営面でももう少し余裕を持てるよう工夫しながら、参加する人一人ひとりが自分のペースで関われる場づくりを進めていきたいと思っています。
今回は参加者の人数が多く、年齢層も幅広かったことから、第1回目の交流イベントでは直面しなかったさまざまな課題が見えてきたようです。
一方で、多くの保護者の方から直接お話を聞くことができたことは、鎌田さん自身が改めて「Re:Farm」の取り組みを見つめ直す大きなきっかけになったのではないでしょうか。
次回、第3回交流イベントはいよいよ野菜の収穫です。
そこでは、どのような出会いやつながりが生まれるのか——私自身も楽しみにしています。
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