【生徒インタビュー#5】プロジェクト挑戦数No.1!純真が誇るイノベーター

探究×DXをキーワードに、数々のプロジェクトに挑戦してきた普通科特進コース2年の鎌田悠世さん。
「未来をつくる高校生チャレンジ」採択、大阪万博動画コンテスト最終審査進出など様々なプロジェクトに次々と挑戦し、その実行力と発想力で存在感を放っています。入学前のイメージから一転、「先生との距離が近く、純真高校には今は誰が入学しても輝ける環境がある」と語る鎌田さんに、教科担当であり部活動顧問である教員がその想いを聞きました。

インタビューを受けた生徒
インタビューした教員
基本情報
参加プロジェクト経歴

- 未来をつくる高校生チャレンジ2025年度採択者
福岡県Webサイト「未来をつくる高校生チャレンジポータル」
テーマ「社会問題」
プロジェクトタイトル「Re:Farm」
遊休農地の削減と高齢者・若年層の居場所づくりや世代間交流を図るため、農地を所有する⾼齢者と、若年層のマッチングの仕組みを構築する - JAL高校生動画万博コンテスト最終審査進出
- 生徒がつくるWebプロジェクト
- 生徒がつくるパンフレットプロジェクト
- 生徒がつくるYouTubeプロジェクト
- 生徒がつくるTikTokプロジェクト
- 映画・ドラマ・CM参加プロジェクト
基本情報
- 普通科特進コース2年
- プログラミング、生成AIを使いこなす
- 難関国公立大を目指す
- デジタルでイノベーションを起こすDX部に所属
インタビュー

Q1. 入学の経緯は何度も聞いてきたけど、純真高校を選んだ理由を教えてもらえる?

実は第1志望の高校は評定が足りませんでした。出張授業ですごく良い印象があったこと、そして、家から近く、パンフレットを見たときに「楽しそう」と感じたのがきっかけでした。奨学生があることも大きな理由の一つです。

今の実力を考えると、それらの第1志望は余裕で合格できる、っていう印象があるよ。
Q2. 入学前のイメージは?

ちょっと“やんちゃな学校”という印象がありました(笑)。

実際に入ってみてどうだった?

全然違いました!穏やかな雰囲気で、授業や教員のレベルもすごく高い。いい意味でギャップがありましたね。授業の質の高さには驚きました。

それは嬉しいね。僕自身もいかに皆が楽しめて、同時に必要な知識とスキル、社会で使える実用的スキルが身につけられるかをテーマにやっているので、モチベーションあがります。
Q3. それじゃあ授業とか先生について教えてほしい。うちでは活動型の授業形態が増え始めてきたけど、そのあたりも。

1年次は授業のレベルは高いけど、中学校の復習から丁寧にやってくれたので安心でした。実際に入学してから「先生のおかげで自分伸びてるな」と感じます。現在の特進コースは活動型と講義型の授業の2種類があります。僕は活動型の方が好きです。ただ講義型の先生の授業でもちゃんと発問があって、答えにあわせてカスタマイズして展開してくれる授業スタイルなので、知識を効率よく習得できていてセミ活動型という感じです。
あと、小規模校だから先生との距離が近い。質問しやすくて、“先生を独占できている”感じがします(笑)。」

実は来年度は進学コースは「講義型」の授業形態に絞られるんだよ。そういう話を聞くと講義型も魅力的に感じるね。逆に、特進コースの後進の「共創科」は活動型が主体なので、鎌田くんみたいな生徒さんにぴったりだね。
Q4. 鎌田くんは部活動で、プログラミングからアプリ開発、生成AIの徹底的な活用、さらに動画編集までやっているけど、DX部のことを教えてもらえる?

動画編集からはじまって、AIアプリを活用して運動部を科学的にサポートしてきました。県内でも運動部をデータで支援する活動をしているのは純真くらいじゃないかな。デジタル機器や生成AIを使って何かを生み出すのが楽しいですね。」

プロジェクトに参加しまくってくるけど、なんでそんなにたくさん挑戦しているの?

とにかくいろんなことに“爪痕”を残したいんです。どんな進路に進んでも、この経験は無駄にならない。挑戦するたびに自分の可能性が広がるのを感じます。

未来をつくる高校生チャレンジの採択は快挙だと思うんだけど、Re:Farm事業はどんな感じですか?


プレゼン資料づくりは楽しいけど、企画書や予算案を作るのは本当に大変でしたね。
採択の可否を決める最初のプレゼンはグダグダでしたが(笑)、そこから「企画書がどれだけ重要か」を学びました。研鑽を重ねて10月の中間報告会は断然うまくなっていったと思います。そして、10月26日事業として最初のイベントを行いますよ。

Re:Farmでのゴールの達成は前提として、このプロジェクトでどう成長していきたいの?

僕は、客観的にまとめて伝えることが苦手なんです。だからこのプロジェクトを通して、伝える力やコミュニケーション力を鍛えたいと思っています。

今後の目標や夢はあるの?

ビジネス分野にも興味があって、プログラミングでソフトを作ったりコンテストに出たりしたいです。将来はエンジニアとして研究職に就きたい。宇宙関連の仕事にも挑戦してみたいです。

そんな鎌田君から見て、純真高校と相性がよい生徒はどんな人?

今の探究の純真高校なら、どんな人でも輝ける場所だと思います。ただ、特に“何かひとつ得意なこと”がある人は強みに磨きがかかって、弱点は教育DXでカスマイズ学習ができるので伸ばせると思います。あとは、教育ポリシーにもあるように、思いやりのある人がうちの高校に合っていると思いますよ。

最後に純真高校の1番の魅力は?

小規模校ならではなの先生との距離の近さですね。相談もしやすいですし、そして、どんな挑戦も応援してくれる校風もよいです。探究・DXで変革して全国からも注目されていますし、新学科の共創科は僕が入りたいくらいです。
どの道に進んでも挑戦をした経験が未来の可能性を広げてくれる。だから、一歩を踏み出す。

挑戦することで見えてくる新しい自分。PBLやプロジェクトへの挑戦はそんな成長のきっかけをくれる場所です。
挑戦をすることで、よかろうが、わるかろうが、経験値となり、自分の未来の可能性がグッと広がる。これが鎌田さんの想いです。
純真高校では、様々なプロジェクトやコンテストへの挑戦を後押ししています。新学科も誕生予定の本校。とことん探究でき、一歩を踏み出してとことん成長できる。そんな機会を引き続き提供してまいります。
