2025年「生徒主体」の体育祭レポート in 福岡市総合体育館

2025年9月12日、照葉積水ハウスアリーナ(福岡市総合体育館)にて、第51回純真高校体育祭が開催されました。本校としては初となる外部の体育館開催。また、生徒主体を加速化させたイベントをレポートします。


テーマ「戮力協心 ~全力・全開・全集中~」

DX部生徒作成のOP動画

戮力協心(りくりょくきょうしん)」とは、心を一つにして力を合わせ、一致協力して物事に取り組むこと、を表します。

育てたい人間像として「協働」「貢献」「自己探究」を掲げる本校。体育祭はそれを体現する一つの大きなイベントとなります。

本校初、外部での体育館開催!

開催日:令和7年9月12日(金)
時間:10:00~15:30(予定)
会場:照葉積水ハウスアリーナ / 福岡市総合体育館 メインアリーナ

練習は本校の体育館、ダンススタジオとなっている多目的ルーム、さらには、学園の純真ホールも併用しました。昨年度まではグラウンドの使用頻度が高かったですが、猛暑の近年、本番も含め、現実的選択肢として、室内を選択しました。

プログラム

生徒作成の秀逸なパンフ表紙

開会式(10:00~)

ライトダウンから始まった開会式。階段の補助等から光の道をつくる舞台演出。

歓声があがった瞬間でした。

午前の部(10:15~)

  1. 純真体操
  2. 短距離走
  3. 台風の目(1年生)
  4. 障害物競走
  5. 大玉運び(2年生)
  6. クラス対抗リレー

午後の部(12:45~)

  1. 応援合戦
  2. 綱引き
  3. 玉入れ(3年生)
  4. 綱取り
  5. 団対抗リレー

探究の学校らしく「変化」を加速化

今年度の体育祭は、これまでの形から大きく進化しました。「生徒主体」を掲げてきた本校の取り組みが、さらに一歩前進。練習から本番までを生徒たちがリードし、教員は見守り役に徹する姿勢へ。さらに会場を外部の総合体育館へ移すことで、真夏の炎天下から解放され、快適な室内で行うことができました。


1. 生徒主体のさらなる進化

練習段階から生徒が運営を担い、本番当日まで一貫してリードしました。

教員からは体育科主任の川野先生が伴走役として当日まで滑らかにファシリテートしてくださった一方、ほとんど教員は練習段階では手出しすることなく、これまで以上に「生徒がつくる体育祭」が形となり、生徒たちの主体性・協働力が光りました。

2. 会場の変更

これまでの屋外開催から一転、今年は「照葉積水ハウスアリーナ」で実施。屋外特有の暑さや天候リスクから解放され、涼しい環境で集中して取り組めたことで、生徒・教員・保護者からは「最高だった」という声が多数でした。

大型バスでの移動により、ワクワク感も増しました。


PHOTO ギャラリー

生徒主体に感動!

ハイライト動画

例年は多くの教員が張りついていた練習場面でも、生徒たちが自ら考え、動き、運営を進めていました。生徒主体の力が、体育祭全体の空気を変えていったのです。

そして、本番。例年に以上に、自ら動き自分の業務をこなす生徒たちの姿が印象的でした。

学校教育と絡めて現在の社会で求められることとしてあげられるのが「主体性」「当事者意識」です。

この2点は、本校の育てたい人間像3要素とも絡めて、学校全体として推し進めています。

誰かがやってくれる、ではなく、自分がする!という場面がたくさん見受けられ感激しました。

体育祭実行委員として長く準備を続けてくれた生徒の皆さん、心からの感謝します。そして全体を伴走者として支えてくださった川野先生に、厚く御礼申し上げます。最後に、全力で自分の役割を果たした生徒の皆さん一人ひとりへありがとうです。皆さんの姿が、今年の体育祭を特別なものにしました。

時代にあった変化を挑戦をし続ける純真高校。今後もご期待ください。


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投稿者プロフィール

岡田 直也
元経営者の英語科教員。入試広報部長。IIBC AWARD OF EXCELLENCE 受賞。TOEIC(LR)990点。英検1級。Anaheim University (TESOLコース)。出版:「TOEIC満点講師が教える科学に基づいた英単語の勉強法」(NY出版)「英語のプロ300人に聞いた 日本人のための 絶妙な言い回しフレーズブック」(DMM英会話)他