【生徒インタビュー#3】令和7年度グローバル人材育成キャンプに挑戦!

令和7年度グローバル人材育成キャンプ in 宗像グローバルアリーナに、校内選考を通過し、主催協会からの選考にも通過した生徒が本校より3名が参加しました。今回はキャリア探究コース1年生有本さんに、なぜキャンプに参加することにしたのか、現地での成長ポイント、この経験は自分にどう影響を与えたか、インタビューしました。

インタビューを受けた生徒

インタビューした教員
グローバル人材育成キャンプ
グローバル人材育成キャンプとは
将来国際社会で活躍できる人材を育成するために、主に高校生などの若い世代を対象として、英語でのコミュニケーションや異文化交流、主体的な学びを通じて、グローバルな視野やスキルを育む短期集中型のプログラムです。
例年、宗像市グローバルアリーナで開催されます。
プログラム内容

各私立高校の代表生徒たちは、チームに分かれ活動をします。
各チームに、国際留学生がリーダーとして配置され、高校生たちを伴走してくれます。
- 異文化体験・世界体験
- グループフラッグづくり
- グローバルタレントショー
- グループプレゼン
「グローバルな舞台とはなにか?」「そこに立つためにはどんなスキルが求められるのか」という本質的な問いも盛り沢山。
PHOTO ギャラリー






インタビュー

さて、今回グローバルキャンプに参加しようと思ったのはなぜ?校内選考の条件として英検準2級を推奨していたからハードルが高いかなと感じていたんだけど。

将来の夢が看護師なんです。外国の方とも気軽に、そして積極的に対応できるようになりたいと思って参加しました。

将来像がはっきりしているから、そこに活用するために参加したんですね。さすがです。で、事前にはどんな準備をしたの?

英語を話せるように、中学で習った中心的な文法を復習しました。それがモチベーションにつながりましたね。


なるほど、キャリア探究コースはスタサプで個別最適化された(=カスマイズされた)学習をしているから、そこを頑張ったんだね。参加する!ってなると強制力が働いてモチベーションが上がる感じすごくわかります。参加前に不安はあった?

ありました。特に、外国人の大学生メンターさんや他校の生徒とちゃんと話せるか不安でした。

不安が先行していた今回のキャンプ。実際にはどうだった?

すごく楽しかったです!
深夜までUNOをしたりして(これは内緒です笑)、グループの仲が深まりました。それに、単語ひとつでも伝われば理解してもらえると実感しました。だから「まず話しかけること」が大事だと思いました。しかも、行動を起こせば周りがサポートしてくれる。あきらめずに挑戦することの大切さ。これも実感しました。

逆に苦しかったことはあった?


全然なかったです。とにかく楽しかった!

その感想は本当に嬉しい。送り出す側としては不安な気持ちが勝っていたから、そうやって不安ゼロでした!というのは参加してもらって良かったと心から思うよ。今回の経験で学んだことは?


確かに募集時点では英検準2級って推奨していたけど、実際には「単語さえ分かればいける!」ってことですね。英検5級くらいの力でも挑戦できると思います。レベルに関わらず、伝えようとする意識さえあれば成長できます。
あと、本場の英語のスピードは想像以上で、そこについていく必要性を感じ、学習モチベーションがあがりましたね。

来年度も募集をしようと思っているだけど、後輩にアドバイスはある?

「圧倒的に楽しい!」ってことを伝えたいです。学年も混じってゲームをしたり、パキスタンの留学生のプレゼンを聞いたり、本当に刺激的でした。
英語を話すのが苦手な人こそ参加したほうがいいと思います。英語漬けですが、オフタイムには日本語で話す時間も確保できるので安心です。

英語を話せない不安に支配されるよりも、むしろ飛び出してしまったほうが、成長できるっていうことですね。

そのとおりです。英語漬けになってみて、レベルを上げていくには、英語のみ空間を作ればよいのだということも分かったので、今後の授業や学習の仕方が激変すると思います。
苦手にとらわれず、苦手だからチャレンジする

苦手にとらわれてネガティブに踏みとどまるのではなく、行動を起こし挑戦することの重要性を実体験をもって痛感した有本さん。
話を聞いているこちらの方が、苦手意識があるものに挑戦したい気持ちになりました。そして、英語学習の根幹がコミュニケーションツールだということも思い出しました。スムーズに話せることも重要ですが、恥ずかしがらず単語を発して伝えようとする姿勢こそが人と人をつなぐもの。
純真高校では、様々なプロジェクトやコンテストへの挑戦を後押ししています。新学科も誕生予定の本校。とことん探究でき、一歩を踏み出してとことん成長できる。そんな機会を引き続き提供してまいります。
