哲学対話#1(2025) -おしゃべりから問いをつくって対話する-

4月24日、今年初めての哲学対話が行われました!本校ではおなじみの、えりさん、しほさんによる探究の授業で、2025年度新設のキャリア探究コース1年、特進コース1年、そして、2年生の探究クラスという学年を横断した合同での開催。熱気に満ちた2時間30分でした。

哲学対話とは

哲学対話とは、みんなでお題に対して「なぜ?」と考えながら話し合う活動のことです。正しい答えを見つけるのではなく、否定のされない安心の空間で、お互いの意見を聞き合い、考えを深めたり、新しい視点を手に入れます。

哲学対話は必ずしも結論を出す必要がなく、それぞれの意見を否定することもありません。自由に発信ができる環境だからこそ、自分の意見を言葉にして伝えるスキルが身につきます教員にもファンが多く、生徒に混じって参加する先生方も多数。

本校では、てつがくやの松川えり先生、哲学プラクティショナーであり高校コーディネーターの安本志帆先生が1年間ファシリテーターをしてくださいます。

2025年度独自授業「哲学対話」-社会で求められるスキルを対話で習得- 【キャリア探究コース・特進コース】

純真高校広報チームです。 2025年4月より始動する「キャリア探究コース」、さらに、「特進コース」がリニューアルされます。その中でも目玉となるのが「独自」の「探究科…

「おしゃべりから始まる哲学対話」

えりさんの説明を聞かずに対話にのめり込んでしまうグループも多数

本日は「おしゃべりから始まる哲学対話」と題して、学年、コースをまたいだグループで、おしゃべり2時間30分。

はじめましてのアイスブレイクから始まり、最初に与えられたお題に対して、浮かんだ答えをおしゃべりしあい、さらにそこから新たな問いを紡ぎ出していきました。

「家族とは?」

「大人になるとは?」

「嘘をつくのは悪いのか?」

そのプロセスでおしゃべりをさらに深めていく。正解のない問題について様々な視点から対話をすることで、新たな気づきや疑問が生まれる様子が見られました。 自分の考えを伝え、相手の意見を理解することで、生徒たちは伝わる言葉とは何か、どんな問いなら安心安全な対話空間ができるか、を考えました。

参加生徒コメント

中学3年の時に純真高校の哲学対話を知り、入学した。母も受けたいと言っていたので、今度連れてきたい。

あっというまに時間が過ぎる、と参加経験のある先生から言われていたが、本当に一瞬で終わった。

哲学がとても身近に感じられた。コミュニケーションって楽しい。探究って面白いと思った。

純真高校なら哲学対話で思考力と対話力を向上!

純真高校は、海外でも大人気の哲学対話を年間でカリキュラムに組み込んでいる数少ない学校です。現在は、キャリア探究コース、特進コース1年、2年探究クラスの3つのコース・クラスで展開をしています。

おしゃべりの中で自ら問いを立て、深く考える力を養う。社会で求められるスキルを育む先進的な授業を本校で受けてみませんか?