[#4] 英検合格者だけが知っている10ステップ -単語暗記-

英語科岡田です。

英検の合否を分けるポイント10のステップをご紹介します。今回は、#4(第4回目)として、単語暗記。

単語暗記はフックをいれる

何度覚えようとしても忘れてしまうものは、腰を据えて、フックを作るのがオススメです。

フックとは

フックとは、忘れたときに思い出すためのヒントのこと。例えば、retrieve「〜を回収する」を小テストのために覚えたけれど、しばらくして忘れてしまった場合に備えて、Golden Retriever(ゴールデンレトリバー)のretrieve!と理解しておきます。ゴールデンレトリバーは「狩猟犬」なので、獲物を「回収する」犬種。こうやって、覚えておくと、retrieve「〜を回収する」がすっきり覚えられます。

フックの定番1 :パーツに注目

例えば、adopt「〜を採用する」はoptが「オプション(option)」のことだと分かると、理解しやすくなります。「選ぶ」は言い換えると「採用する」です。

フックの定番2:語呂にする

例えば、admit(「認める」)を「メルアドみっともないと認める」のように無理やりはめるのが語呂化です。

最終的には接触回数で決まるのが単語

ただし、単語暗記の最大のポイントは「接触回数を稼ぐ」ことです。

1度見ただけで、その後数週間たてばきれいに忘れます。

1ヶ月に6回はみないと記憶に残らないと言われるほどなので、隙間時間でいかに見たり聞いたりができるか、という環境をつくりましょう。

投稿者プロフィール

岡田 直也
元経営者の英語科教員。入試広報部長。IIBC AWARD OF EXCELLENCE 受賞。TOEIC(LR)990点。英検1級。Anaheim University (TESOLコース)。出版:「TOEIC満点講師が教える科学に基づいた英単語の勉強法」(NY出版)「英語のプロ300人に聞いた 日本人のための 絶妙な言い回しフレーズブック」(DMM英会話)他