新型コロナウイルスによるパンデミックが発生した際、「ワクチン」や「副反応」といった言葉を頻繁に耳にしました。多くの人が自分の健康を守るために検索エンジンを利用したのではないでしょうか。医学の基礎となる「生物」に関する正しい知識が、実生活において大いに役立った例です。しかし理科は単なる知識の学びではなく、「問題解決力」を養うための重要な学問です。
私たちの授業では、知識の暗記だけでなく、「自分自身で科学的に考え、探究する力を育てる」ことを目指しています。
そのためにまずは、好奇心を仰ぐようなワクワクする授業の工夫を行っています。
私たちが取り組んでいるワクワク授業
すごろくゲームで対話的な学び
「難しい」と嫌煙されがちな理科ですが、誰もが楽しめるゲームを通して前向きに参加できる授業を行っています。様々な環境で生きる生物の特徴を考えながら、共通性と多様性を理解していきます。講義スタイルだけでなく、グループワークを通して対話的な深い学びを多く取り入れています。
ゲームで仲間と授業内容の定着
「Quizizz」というクイズツールを使って、クラスメイトと競い合いながら楽しくその日の授業内容を復習します。クイズ終了後の再チャレンジや出題された問題がフラッシュカードとして振り返り学習が可能な点を活かし,より効果的な学習を行っています。
「楽しかったー!」という声が多くあがっていました。
実験で科学的探究心を身につける
実験の計画や仮説を自分たちで立てることで、単元内容の理解だけでなく、条件を揃えることや操作の手順、再現実験などの重要性を理解していきます。さらに実験後、プレゼンテーションを作成し実験結果や考察を発表します。
自宅学習をサポート
解説動画の配信
家庭での学習サポートの一環として、生徒のタブレットに解説動画を配信している授業もあります。生徒はわからない部分を何度でも見直せるため、個別の理解度に応じた学習が可能です。