数学科の教育

日本人と数学

「苦手な教科は何ですか?」と高校生に質問するとほとんどの生徒は「数学です」と答えます。
実際に高校生を対象にBenesseが行ったアンケート調査によると、約35%の高校生が「数学が苦手」と回答し、全科目中で堂々の1位を獲得しています。
(参照:「【みんなヤバい】ニガテ科目ランキングTOP5!」より)

しかしそんな日本人ですが、世界的にみると非常に高い数学力を有しているのです。2022年のPISA調査の結果では『数学的リテラシー・読解力・科学的リテラシー』の3項目で世界のトップに位置しています。

その一方で、『実生活の中で数学を用いて課題を解決する自信が低い』という結果も出ています。そして数学を用いて身の回りの事象や課題に取り組んだ経験が少ないと感じている現状も浮き彫りとなっています。
(参照:国立教育政策研究所 OECD生徒の学習到達度調査(PISA)より)

純真高校と数学

有機的に広がる数学力

数学はただ単に計算するための方法を学んだり、公式を暗記するものではありません。
現代の我々の生活の中ではスマートフォンや車等が欠かせないものになっていますが、それらを動かすもとになっているのは『数学』です!

数学を学ぶことで、身近な疑問に「気づき」、身につけた知識を「使って」、課題解決のために他者と協力して「思考する」ことができる、そんな人材を育成したいと考えています!

目指す教育活動

グループワークの様子
実生活に即した問題
グループワーク後の発表
発表後の相互評価

探究×数学

授業の中で知識を蓄積させるだけでなく、学んだことを生かして実生活でも応用できるような問題に取り組む授業をデザインしていきます。


「何が問題か」、「なぜそうなるのか」、「どうしたら課題解決できるか」、・・・etc


新たな知識を得ることで、そこからさらに有機的に広がる学びを生徒が実感できるような授業の工夫を行っています。

ワクワク×数学(?)

数学の面白さはどこにあるのか?非常に難しい問題です。
しかしながら我々は無意識のうちに確率的要素を考えて動いています。
当たり前のように朝のニュースで「降水”確率”」を見て傘を持っていくか考える人は多いのではないでしょうか?

実は数学は身近なものであるということを、楽しみながら実感し、それを応用する力を養う授業を研究・実践しています!

確率×ゲーム
データ収集から見える数学的事実

PAGE TOP