家庭科の教育

 みなさんは、どんな生活を「理想」の生活と考えますか?

 理想とする生活は人それぞれです。しかし、現在の生活と大きくかけ離れた「理想」をかなえるのは難しく、自分の力でできる範囲の 「理想」を一歩一歩かなえていくことが、私たちの人生を支えていく基盤になるでしょう。

 では、現状から一歩一歩、よりよい方へ変わっていくために何をするのか。

 それを自ら考えるためのベースとなるのが「家庭科」です。

 誰かに提示された「理想」ではなく、自分の求める「理想」の生活を考え、実践していく。そしてその中で個々に起こる様々な問題を解決するための手段を、自ら見つけ、自ら実践していく力を身につけること。これが、純真高等学校の家庭科で取り組んでいる教育です。

 これは、食生活の授業で取り入れている自分の食生活振り返りシートです。

  ただ必要な知識を得るのではなく、「自分の現在の生活の改善点はどこなのか!?」を見つけます。

 この後、さらに問題を突き詰めた上でレポートを作成、発表してもらいました。生徒それぞれの食生活の改善に役立つ、個性あふれる発表  になりました!!

    レポートの一部を紹介します。

  今後の家庭科の目指している教育

 ・自らの生活の問題に自らが気づき、改善のための方法を探究していく授業。

 ・自分自身のかなえたい「理想」の生活を具体的に想像し、その実現に向けて期待を膨らませ、実践していく方法を考える授業。

 ・「理想」の生活の実現や現状の問題解決に向けて、様々なツールを使いこなすことができる授業。

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