G’day mate!
サッカー部副顧問、英語科教員の岡田です。
女子サッカー部がいよいよ約2週間後に公式ゲームが開催されます。今回参加するのは「2023年度 第28回福岡県高等学校女子サッカー選手権大会 兼 第34回九州高等学校 女子サッカー選手権大会福岡県予選」です。
男子サッカー部もそうですが、女子サッカーにおいても、メンバーの主体性を重視した指導を行っています。リフレクションも徐々に徐々に生徒自身が進んでできるようにコーチングをしているところです。特に試合本番では自分たち自身でコミュニケーションをとり、修正をかけていかなければならないからです。
さて、試合直前。気分一新ということで、本日は新ユニフォームのお披露目がありました。また、本日8月24日の練習には、監督が不在だったため、普段はいない男子監督の中田教諭と私岡田の2人で顧問をした様子をご紹介します。
新ユニフォームのお披露目
その前に、純真高校女子サッカー部の新ユニフォームをご紹介します。
ピンクを基調したキュートなユニフォームです。キーパーはグリーン。気持ちを新たに、選手権大会に向けて頑張っていきます。
生徒主体のリフレクション【リフレクション X 部活】
さて、前述した通り監督不在のため、自主性・主体性を発揮できる大チャンスです。
ところで私岡田はサッカー初心者のため、基本細かい技術指導はできません。その代わりに、得意分野のICT(動画編集やWebサイトの構築といったことが得意)を駆使してメンバーに還元しています。具体的にはリフレクションの促進を動画の共有により行なっています。そして、もう一つ意識していることは、生徒を能動的に動くようにする、です。指示待ちでは社会に出てから活躍するのは難しいですから、教員としての軸として、自分の声かけや行動は生徒の主体性を導いているか?は常に考えています。そのため、1つのメニューが終わった後のメンバーの動きはよく観察しています。現状、指示がないと次のステップには進めない、という段階にあるので、これをいかに変化させるか、が課題。基本的な指示は監督が行いますので、私はあえて指示しない、という方針を貫いています。声をかけるとしても自主的になるように最小限に。そして、彼女たちと距離をおいて、するべき行動のモデルを示す役割に徹しています。最近一部メンバーがこのことに気づき始めたのが密かに嬉しいです。
この生徒を能動的に動かす技は男子監督の中田教諭が非常に上手で、本日は絶妙なタイミングで、生徒主体のリフレクションを誘導されていました。
キャプテンも非常に有能な選手なので、それに応えるかのように、メンバーたちの意見を引き出して活発なリフレクションをしていました。人柄も含めて本当に頼ることのできる主将です。そして、こういったリフレクションを、生徒自身が気付いて実践できるようにするのが、我々顧問の目標、育てたい理想像です。
勝利が目的ではなくプロセスを後の人生にどう活かすか
「2023年度 第28回福岡県高等学校女子サッカー選手権大会 兼 第34回九州高等学校 女子サッカー選手権大会福岡県予選」まであとわずか。試合で勝利できることはもちろん嬉しいことですし、それによってさらにモチベーションが上がり、さらに成長する、という好循環が生まれることは確かですが、勝利することが目的ではなく、その後の人生で、試合までの頑張ったプロセスや試合での体験を、どう活用するか。それが部活の意義ではないでしょうか。
メンバーにはそんな広い視野でも成長していってほしいと願っています。