英語科の教育

レッスン風景

私たちのミッション

ミッション1:社会で活躍するためのスキルを養成する

現代社会は、これまでとは異なり、予測できない未知の問題に対応する力が求められています。従来は知識で解決できたことも、これからは知識を組み合わせたり、応用させたり、協働して解決する場面が増えると考えられています。そこで英語科では「社会で活躍するためのスキル」を養成することを目標に次の4つにターゲットを絞っています。

1. 主体的に行動を起こせる

受け身姿勢では変化の激しい社会に対応することができません。主体的な姿勢を育てられるように様々な取り組みを実施しています。グループワークやペアワークは当然として、それ以外の取り組み例をご紹介します。

取り組み1:体系的なリフレクション

単元ごと、定期考査ごと、学期ごとの最低3パターンにリフレクションの機会を設けています。教員個人レベルでは毎回のレッスンごとにリフレクションをいれる教員もいます。客観的に自分の主体性の数値を測り、微調整していく。

取り組み例2:授業と接続したオンライン英会話

授業内容をリアルな外国人講師を相手にアウトプットできる場として、オンライン英会話を導入しています。一般的なオンライン英会話は、指定の教材を使う、または、生徒自身が自分の好みで教材選択をしていくことが主流。

純真高校では、授業接続を重視しています。例えば、現在完了を学習したなら、その学習が終わった頃にオンライン英会話レッスンをいれて、アウトプットをしてもらっています。

ファストファッションについてのパッセージを読んだなら、そこで生じた疑問を「問い」にして、外国人講師にぶつけてみる。いわば、PBL型の授業をするためにオンライン英会話を活用しているのです。

取り組み例3:資格試験の学習プログラムを提供

資格試験、例えば、英検やGTECは、英語科より「TOEIC満点教員監修による学習プランニングのモデル」を提示しています。その中には、チェック日も設定。学習のモデルを示すことで道筋を見える化すると同時に、強制力もあわせて提供し、生徒が自立して学習できるように後押しをしています。

2. 協働学習できる

純真高校の英語の授業は「音声活動」「言語活動(=思考力を伴った言語コミュニケーション活動)」を主軸としつつ、「ペアワーク」「グループワーク」を推奨した授業形態となっています。教員によっては、座席配置が基本グループとなっているクラスもあります。

ペアリーティングの様子
共有ノートで協働作業

3. 高い問題解決能力を備えている

グラフの1位を当てるためのリスニングタスク
検定教科書と連動したグラフで思考活動

知識をただ習得するだけでは現代の社会に遭遇する未知の問題に対応するのは難しい。したがって、一方的な授業ではなく、双方向型で考えさせる授業展開を基本としています。

いわば、”STUDENT CENTERED”(生徒が中心) な授業を展開するように心がけています。教員はあくまでもファシリテーター。従来は、教員の語りが中心でしたが、変化の激しい社会では、私たちがサポートにまわり、思考をさせる授業が必要だと考えています。

例えば、「万博は社会が抱える問題を解決する役割を担っている」というパッセージを読んだ後に、世界が抱える問題ランキングを提示。1位は何かを予想させる。リスニングタスクでヒントを与え、答えが出たら、なぜそれが1位なのかを考えさせる。

4. 3年間で日常英会話はマスター

英語科の目標の1つが、日常英会話のマスターです。

したがって、音声活動を豊富に行い、さらに、教員から発する言葉は基本英語とすることを話し合って決定しました。英語で理解する場面を増やすことで、英語を英語で理解する土台を1年次で作り、3年間で日常英会話ならできる!を目指しています。

大学受験は?

もちろん対応します。

英語の総合力は、「家」に例えることができます。土台が強固なら、ちょっとの揺れでも耐えうる。そして、中身を充実させることで、立派な家となる。アウトプットスキルを伸ばすことはインプットスキルの改善に役立つことは、第2言語習得論の研究から明らかになっています。ですから、「話す」活動を豊富にすることは、「読む」「聞く」スキルの向上、つまり、大学入試に対応する力に直結するのです。

授業外でも、大学受験のための特別プログラムを放課後に用意しています。

ミッション2:先進的な取り組みで学校をリードする

First Penguin であれ

英語という科目が最も現代の「多様性」を体現しているものだと考えています。それは、日本語と違った言語構造をもつ言語を扱うだけではなく、その背景にある文化や宗教など価値観の違いにまで触れます。

ですから、英語科が学校の先進的な取り組みをリードする責任を負っていると考えています。

First Penguinになるべき存在だと考えているので、様々なアクションを起こしています。

具体的な取り組み事例

誰もが楽しめる授業の開発

英単語カルタ

機械的な単語暗記にアクティビティをいれて、楽しめるように設定。発音できなければ闘えない条件にすることで発音矯正も実現。また、ゲーミフィケーションの要素(特に偶然性を色濃く)をいれ、下剋上が起きるような工夫も。

YouTube完全版

RAP音楽 x 英語の資格試験対策

CLIL型授業の評価方法を参考した美術x英語の授業

生徒の学びに合わせた情報を提供

学習を生徒任せにはしないように心がけています。主体性を育て、自律して学習を行うことがゴールではあるものの、それを達成するのに必要な情報や取り組み方の提示は可能な限りしています。

英語科教員監修のオススメ単語帳リスト

TOEIC満点教員が監修の英単語帳一覧。

教育DX

反転授業やデータによるリフレクション分析、デバイスを主体としたレッスン展開などDX化を推し進めています。

解説動画で個別最適化・反転授業

英検対策動画

DXな授業風景

Canvaを利用したプレゼンテーションの準備風景

DXでデータをみとる 

タイムアタックでWPMを測定
ペアリーティングによる協働音読

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