2021年8月24日に始まったパラリンピックが9月5日(昨日)閉会しました。
開会式は「WE HAVE WINGS(=私たちには翼がある)」がコンセプトでした。
「勇気を出して“翼”を広げることで、思わぬ場所に到達できる」
そんな思いがメッセージとして込められていたようです。
昨日は家のテレビでマラソンを見ました。
中でも、陸上女子マラソン(視覚障害T12)に感動を覚えました。
私も以前体験でアイマスクをつけて歩いたことがあります。
歩くだけでもとても怖かったのに、42,195㎞を3時間前後で走り切ることには驚きました。
金メダルを手にしたのは太宰府市在住の道下美里さん(44)。
日頃は大濠公園でトレーニングをしているそうです。
道下選手の後、5位で藤井由美子選手(56)がゴール。
その年齢に驚いていると、
8位で日本選手団最年長、66歳の西島美保子選手が国立競技場に帰ってきました。
西島選手の年齢は私より上で、走る様子を見てテレビの前でずっと「すげぇー」を連発してしまいました。
そして段々胸が熱くなりました。
西島選手のインタビューでは、
「リオデジャネイロ大会で完走することが出来なかったので、
絶対ゴールするという気持ちが強かった。途中でやめることは考えなかった。
これからもレースに出て楽しく走りたい。」
と笑顔で話していました。
そのことから、
「しっかりとした目標を持ち、諦めず努力をし続ければ、
不可能かもしれないことも可能になるんだな。」
「人間には限界を超える能力があり、努力をすれば不可能なことも可能に近づくことが出来る。」
ということも学びました。
最後に閉会式を見てとても暖かい気持ちになり、
「世界中の人々一人一人が幸せな一生を送れるように私には何が出来るんだろう。」
ということを考えました。
この13日間、パラリンピックからたくさんの勇気をもらいました。
選手のみなさん、支援スタッフやボランティアのみなさん、ARIGATO!
・・・ 明日へつづく